文学フリマ東京40に参加します
直前すぎる告知ですみません。開催数日前に「あっ公式サイトで告知してなかった!」と気付き急遽カメラを回しています。
私このたび2025年5月11日に東京ビッグサイトで開催される文フリ東京40に参加します。
販売するのは前回のブログで紹介した新作短篇+写真『砂漠の王妃と水の妖精』。
オールカラー38ページ、税込1,000円。ブース番号は「あ-09/10」。

部数は100部。多いか少ないかは誰も分からない。
なんせ単行本もまだ出ていない新人作家である。
僕のファンだという方がもしいらっしゃるとして、その限りなくイマジナリー的存在である方々が可視化されたことなど今まで一度もないのである。
分からなすぎてChatGPTに質問したら「目標は40部くらい」と言われて「高校の同級生バンドでもそれくらいチケット捌いてたわ!」とさすがにキレました。
が、
実際は40部以下かも知れません。
文学界隈にまだそんなにお友達いないし。
正直高校の同級生バンドの方が友達いるだろうし。
まあとにかく100部である。
無事に売り切ることができますように。
しかし僕には実は勝算があるのだった。
何を隠そう僕のブースは自分のブースではなく別のブースを間借りするのである。
なので僕はその虎の威を借りて商売ができるというわけだ。
何を隠そうその別のブース(虎)とは!
小説トリッパー様のブースなのだ!!
そしてそれだけではなく!
小説トリッパー様のzineを僕が制作させていただいております!!

自分で言うのも何だが、これは本当に良い企画なのではないかと思う。
林芙美子文学賞を検討している公募勢の方々にとっては知りたい情報がたくさん詰まっているし、それぞれの作家のファンの方にもエッセイとして楽しんでいただけるはず。
編集長とこれを作り始めた時は直前すぎて間に合わない確率が63%くらいだったのだが、突然編集部からメールが届いてわずか1週間以内に原稿を書くという偉業を成したさすがの方々のおかげでどうにか間に合った(現在印刷中につき油断禁物)。
皆様本当にありがとうございました。
ちなみにこのzineは林芙美子文学賞のPRを兼ねているので値段は激安。
そして当然、中身は面白い。
企画者としては、林芙美子文学賞や小説トリッパー編集部のことが少しでも伝わるといいな、くらいの気持ちだったところ、予想をはるかに超えて、この賞がどういう賞なのか、デビュー後はどういう雰囲気なのかという部分がめちゃくちゃ分かる内容になってしまった。
これはすごいよ。
だって賞の内実とか雰囲気とかって外から全然分からないでしょう。
他の新人賞でもそういうの全然情報がないですよね。
僕はずっとその部分が知りたかったし、受賞者たちのリアルな声もずっと聞きたかった。
だから今回、受賞者特権で作りました。
ぜひ読んでみてくださいね。
なお文フリ当日、僕は小説トリッパーのブースで本をビニール袋に入れる役をやりつつ、皆様をお待ちしております。
ダイエットは間に合いませんでした。