category:小説
自作紹介「森は盗む」
サイトをつくったものの、ちゃんと自作紹介していなかったことに気付き、急遽これを書いている。
本作「森は盗む」は2024年の第十回林芙美子文学賞の大賞受賞作として、小説TRIPPER(トリッパー)2024年春季号に掲載していただいた。
枚数は100枚くらいの短い話。設計士の30代の女の子が、彼女が勤める地方工務店で出会った大工の「よっちゃん」、工務店の社長、事務のおばさんなどと繰り広げる、それぞれの親子関係を軸にした日常の物語である。
と自分で書いてて思うが、これは果たして「日常」なんだろうか?
この作品に関しては多くの方から「普通」「日常」といった感想を頂いた。僕としてはかなり奇抜なものを書いたつもりだったから、その世間とのギャップにたいそう驚いた。
いずれにせよ普通なのか奇抜なのか、それは読者の方々に決めていただけばよいと思っている。
読みやすいと思います。
僕は読みやすい小説を書く作家なので。
ぜひ一度、手に取ってみてください。
冒頭試し読みはこちらから。
https://note.com/asahi_books/n/na508adf38c67
category:小説 | 2024.11.01